メールアドレスだけの契約は有りますか?
「メールアドレス」だけの契約は御座いません。
接続サービスのオプションですのでセットでご利用ください。
メールアドレスを追加出来ますか?
「オプションサービス」で追加できます。
1つのメールアドレスで10Mbまでの「メールBOX」と20Mbまでのホームページ掲載がご利用いただけます。
メールBOXとはなんですか?
「メールBOX」はお客様宛に配信された電子メールを一時的にお預かりするために、お客様専用に確保されたメールサーバのディスク上のファイルです。
郵便局にある自分の私書箱と考えると理解しやすいと思います。
メールBOXの契約容量とはなんですか?
メールを一時保管できるファイルの最大容量です。
基本料金で上限10Mbまでお預かりが可能で、上限を契約容量といいます。
郵便受けの大きさと考えると理解しやすいと思います。
- メールサーバにメールを残さない限り「契約容量」は全く意識せずに、ご利用いただけます。
- 大きな「文書」「写真」「プログラム等」を受信した時は「契約容量」を超えますが配信後、すぐに受信すれば問題ありません。
- 大きなメールや多くのメールをいつも受信する場合は「契約容量」の追加が必要です。
- 複数のパソコンで受信する場合も「契約容量」の追加が必要です。
- メールの受信を1週間以上、間を開ける場合も「契約容量」の追加が必要です。
メールBOXが契約容量を超えるとどうなりますか?
数日間、「契約容量」を超えても問題ありません、ただし1週間以上「契約容量」を超えた状態が続くと、電子メールの利用ができなくなります。
この時のサーバーの動作を順番に説明します。
- 大きなメールや多くのメールが配信されて「契約容量」を超えます。
- 「契約容量」を超えた時から利用制限猶予期間中となり、1週間以内に全てのメールを受信する必要があります。
- 猶予期間中は「契約容量」を超えていても新しいメールを拒否せずに配信を受けて、お客様が受信する時をお待ちします。
- 猶予期間中は毎晩、警告のメールをお送りします。
- 猶予期間の後は利用規制がかかり電子メールが利用できなくなります。
- 利用規制中は新しいメールの配信を拒否します。
メールBOXの契約容量は追加できますか?
「オプションサービス」で10Mb単位で追加できます。
メールサーバとはなんですか?
お客様の電子メールの配信、受信、送信を担当すコンピュータです。
郵便局の「私書箱」、「赤いポスト」、郵便局と郵便局の「運搬」を行うと考えてると理解しやすいと思います。
メールの配信、受信、送信はどうちがいますか?
メールの操作を情報が動く方向で分けています、お客様のパソコンから見た流れです。
- 配信はお客様宛のメールがメールサーバに配られること。
- 受信はお客様がメールをメールサーバから受け取ること。
- 送信は知人宛にメールを送るためにメールサーバに送ること。
メールアドレスの意味を教えて?
「メールアドレス」はインターネット上での住所です、下の例で詳細を説明します。
「username@swan.syscom.ne.jp」の意味は、「.」区切で後ろから解釈し、「.」は「の」と読替えます。
- jpは日本
- neはプロパーダー
- syscomはシスコム
- swanは白鳥(サーバ名)
- @は所属
- usernameは利用者(お客様ID)
「日本のプロバイダーのシスコムの白鳥サーバに所属している利用者」さんとなります。
受信や送信の時にパスワードの入力が毎回出るけどなぜですか?
パスワードを入力すると正常に受信や送信ができるのであれば、メーラでパスワードを毎回入力するように設定されています。
画面に従って、受信や送信の度に入力するか、設定でパスワードの保存を選択してください。
OBP25Bとはなんですか?
「OBP25B」
スパムとはなんですか?
本当は「コーンビーフ」のような、缶詰の味付け豚肉で塩辛いソーセージです、表記はカタカナではなく「spam」が正解です。
おもに要らないメールを指します、頼んでいないダイレクトメールとう感じです。
起源は諸説ありますが、現在では受取手が望まない情報を故意的に与えることを指す言葉となりました。
スパム対策とはなんですか?
「スパム」を減らす仕組みや取組みです、当社での対策は「スパムチェック」と呼んでいます。
スパムが届きます、なぜですか?
送信者によって対処が異なります、以下に理由と対処を説明いたします。
- 送信者に心当たりがある相手の場合は、通販や掲示板、ユーザ登録等で、メールアドレスを入力させ、メール配信を強要しているためです。
この場合は送信してくる相手に配信拒否を伝えると配信が停止することがあります。 - 送信者に心当たりがない相手の場合は、あなたのメールアドレスがスパマーの配信リストに載ってしまったと思われます。
インターネットを利用していると必ずこの時が来ます、あきらめざるをえない悲しい事態です。
この場合は有効な策がありません、「アンチスパム」の個人設定を変更するか市販のスパム対策ソフトをご利用ください。 - 不明なサイトでメールアドレスを入力すると、大量の「スパム」が配信されることが多いので注意してください。
- 確実なサイトでも不用意なメールアドレスの入力は控えてください、スパマーにメールアドレスを知られる機会を作らないことが最善の策です。
英語のメールが来ましたスパムですか?
おおくの「スパム」は海外から配信されるので英語等の外国語であることが大半です。
メールサーバが送信する報告のメールも英語でお送りしていますので、区別の仕方を説明します。
- 件名が「Virus intercepted」の場合は「ウイルス」が含まれるメールが配信されたので配信を中止した報告のメールです。
本文は差出人、受取人とウイルスの情報です、英文ですが重要なのはfromとtoの部分だけですので必ず確認してください。
差出人が知人の場合は、知人のパソコンがウイルスに感染している可能性があります。
知人にはメール以外で不達を連絡することをお勧めします。
差出人が自分である場合、多くは詐称ですが、自分のパソコンがウイルスに感染している可能性もあります。 - 件名が「数字==SPAM==...」の場合は「スパム」と思われるメールが配信された報告のメールです。
本文は元のメールの冒頭部分と、「アンチスパム」が算出した「評価値」と評価項目の情報です。
件名の数字が「評価値」で20を超える場合はほとんどが「スパム」ですが、異なる場合もありますので、必ず一読してください。
元のメールが書類として添付されています。
ウイルスとはなんですか?
本当は「微生物の病原」のことでビールスだと元の意味がわかりやすいと思います、表記はカタカナではなく「virus」が正解です。
- コンピュータの正常な動作を邪魔するプログラムやスクリプトです。
- ハードウェアや他のデータ、ソフトを破壊する悪質なものもあります。
- 広義ではボット等のやスパイウェアを含めてこう呼ぶこともあります。
- 起源は他のプログラムを破壊して、内部に侵入、さらに破壊と侵入を続ける動作が、病原菌の繁殖に酷似しているためにこう呼ぶようになりました、「ウイルス」に対しても「活動」「増殖」「繁殖」「感染」「駆除」を使い、コンピュータの病原菌に間違いありません。
- 「ウイルス」はお客様のパソコン内に保管されている知人のメールアドレスを探し出し、自分を複製して知人宛に、送信することをくりかえることで、爆発的に増殖します。
- 正確には「コンピュータウイルス」で、カタカナではウィルス、ビールス、ヴィールス、バイラス、ヴァイラスと表記されることもあります。
ウイルス対策とはなんですか?
「ウイルス」の感染を阻止する仕組みや取組みです、当社での対策は「ウイルスチェック」と呼んでいます。
ウイルスチェックやスパムチェックは有料ですか?
当社のメールサーバで行っているチェックはすべて無償です、今後も無償で行う予定です。
ウイルスチェックとはなんですか?
「ウイルスチェック」はメールのウイルスを検査してウイルスを配信しない仕組みです。
- 配信されたメールと送信するメールを検査しています。
- お客様に配信されたメールはすべて「ウイルスチェック」で検査して配信しています。
- 合格結果は配信されたメールのヘッダー部分に記録されています、下に例を記述します。
【ヘッダ】 X-Virus-Scanned: ClamAV version 0.9x, clamav-milter version 0.9x on mash.syscom.ne.jp
X-Virus-Status: Clean - 内容はバージョン等の情報ですが「Virus-Status: Clean」、つまり合格です。
- 合格しないメールは廃棄され、送信者とウイルスの情報等を下のような英文で報告します。
【件名】 Virus intercepted 【本文】 A message sent from "Spamer" <spamer@spam.net> to
username
contained XXXXXXX and has not been accepted for delivery. - 件名は「Virus intercepted」です、本文は以下の内容です。
- 1行目は差出人の情報で「Spamer」という名前の「spamer@spam.net」というアドレスからのメーッセージです。
- 2行目は受取人の情報で普通はあなたのお客様IDが記述されます、この場合は「username」さんです。
- 3行目はウイルスの情報で「XXXXXXX」という「ウイルス」が混入していたので配信しませんでした。
- チェックは「クラムAV」で行っています、「クラムAV」の詳細については「クラムAV公式サイト」でご覧いただけます。
市販のウイルスチェックソフトは不要ですか?
当社で使用している「ウイルスチェック」ソフトの「クラムAV」は運用をはじめて5年になりますが、この間に発見できなかったウイルスは3種と非常に優秀です。
- しかし、ウイルスはメール以外からも侵入しますので、必要です。
ヘッダとはなんですか?
「ヘッダ」は「頭」のことで本文の前の部分で、メールやホームページの特定の場所を差しますが、ここではメールの「ヘッダ」について説明します。
- メールの「ヘッダ」は本文より前の部分を指します、内容はメールの送信者や受信者、件名、経由したサーバと順序や時間等の情報です。
- メールの「ヘッダ」はメールを配送するために必要な情報ですので受信者に届くと不要な情報となります。
- 通常、メーラは不必要な情報のため「ヘッダ」を表示しない設定になっています。
- マイクロソフト社のメーラは、メールの「プロパディ」を見ることで確認できます。
- マイクロソフト社以外のメーラは、「メニュー」に「ヘッダを見る」で確認できます。
- 下に実際に配信されたメールの「ヘッダ」を以下に例示します。(一部修正してあります)
【ヘッダ】 Return-Path: <xxxx_yyyy@XXXX.com>
Received: from AAA.BBB.CCC.DDD ([123.123.123.123])
by mash.syscom.ne.jp (8.14.2/8.13.8) with ESMTP id m5461JA5066800
for <XXXX@swan.syscom.ne.jp>; Wed, 4 Jan 2008 15:01:23 +0900 (JST)
(envelope-from xxxx_yyyy@XXXX.com)
Message-ID: <000501c8c608$064cb6f5$72ecb6a7@ZZZZ>
From: "XXXX YYYY" <xxxx_yyyy@XXXX.com>
To: <XXXX@syscom.ne.jp>
Subject: 70.6 ==SPAM== Clad your feet in luxury
Date: Fri, 04 Jan 2008 04:14:04 +0000
MIME-Version: 1.0
Content-Type: multipart/mixed; boundary="----------=_48462FBA.93A37738"
X-Priority: 3
X-MSMail-Priority: Normal
X-Mailer: Microsoft Outlook Express 6.00.2900.3138
X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V6.00.2900.3198
X-Virus-Scanned: ClamAV version 0.9x, clamav-milter version 0.9x on mash.syscom.ne.jp
X-Virus-Status: Clean
X-Spam-Flag: YES
X-Spam-Status: Yes, score=70.6 required=18.0 tests=BAYES_99,BLACK_DCN,
CONTENT_TYPE_PRESENT,DOS_OE_TO_MX,HTML_MESSAGE,MIMEQENC,MULTIPART_ALTERNATIVE,
PBL_DCN,QENCPTR1,RAZOR2_CF_RANGE_51_100,RAZOR2_CF_RANGE_E4_51_100,
RAZOR2_CF_RANGE_E8_51_100,RAZOR2_CHECK,RAZOR99,RCVD_IN_PBL,RCVD_NUMERIC_HELO,
RDNS_NONE,REVDNSUNKNOWN,SURBL99,SURBL_DCN,TVD_RCVD_IP,TVD_RCVD_IP4,
URIBL_AB_SURBL,URIBL_BLACK,URIBL_JP_SURBL,URIBL_OB_SURBL,URIBL_SC_SURBL,
URIBL_WS_SURBL,URLBL_RBLJP,URLRBLJP99,URLRBLJP_DCN,X_MAILER_PRESENT
autolearn=spam version=3.2.4
X-Spam-Level: **************************************************
X-Spam-Checker-Version: SpamAssassin 3.x.x (2008-01-01) on mash.syscom.ne.jp
X-UIDL: ^ch!!5#0!!6S$"!Ca]!! - 詳しくは説明しませんが、「X-」で始まる行は、メールの配送には無関係な情報でメーラなどが付加した情報です、「ウイルスチェック」や「スパムチェック」で付加された情報もこの中にあります。
- 情報から「スパム」と判断されたメールで「ウイルスチェック」は合格しています。
スパムチェックとはなんですか?
メールサーバは「スパム」が配信されないように数多くのチェックをしています。
- このチェックをまとめて「スパムチェック」と呼んでいます。
- 「スパムチェック」は以下のプロセスで行われています。
- お客様宛に配信されたメールを「サイトチェック」で選別
- お客様宛に配信されたメールを「アンチスパム」で評価と判定
- 外部へメールは送信者が当社のお客様であるかの判定
- 他サイトからの再配信するメールの拒否
- それぞれのプロセスの動作を説明します。
- 「スパム」を送信しているサイトや疑わしいサーバからのメールをすべて拒否しますのでお客様に配信されることはありません。
- お客様に配信されたメールはすべて「アンチスパム」で評価し判定後に、配信しています。
「スパム」と判定された場合は、一目で正常なメールと区別できるように配信しています。
「スパム」と判定されなかった場合は正常なメールとして配信しています、外観上の違いはありませんが「評価値」を配信されたメールの「ヘッダ」部分に記録されています。 - メールサーバはメールを送信するときは認証が必要です。
承認は「ポップ・ビフォア・エスエムティーピー」または「エスエムティーピー認証」を使用しています。
未承認の場合、送信は拒否されメーラは送信に失敗します。
外部サイトからの送信は「エスエムティーピー認証」が必ず必要で、通信ポートを「サブミッションポート」に変更する必要があります。 - 「スパム」を送信しようとする悪質な人の手助けをしないための仕組みす。
アンチスパムとはなんですか?
「アンチスパム」はスパムフィルタを使用してスパムメールをチェックするプロセスを機能がわかりやすくするために呼び変えています。
- 「アンチスパム」は以下の「評価項目」で評価して「評価値」を算出、「評価値」が「判定基準」を超えると「スパム」と判定します。
- 送信者のIPアドレス
- 送信者のメールアドレス
- メールの使用言語
- メールの形式と書式
- メールに含まれる字句
- 他にも評価項目は有りますが概ね上記です
- お客様に配信されたメールはすべて「アンチスパム」で評価し判定後に、「評価値」を添付して配信しています。
- 「評価値」は配信されたメールのヘッダー部分に記録されています。
【ヘッダ】 X-Spam-Status: No, score=5.3 required=18.0 tests=AWL,BAYES_50,
CONTENT_TYPE_PRESENT,GEKIYASU,ISO2022JP_BODY,ISO2022JP_CHARSET,ONEGAI,
RCVD_NUMERIC_HELO,REVDNSUNKNOWN,SUPPORT,THREAD_INDEX,THREAD_TOPIC,
TVD_SPACE_RATIO,X_MAILER_PRESENT autolearn=no version=3.x.x
X-Spam-Level: *****
- 「アンチスパム」が添付するヘッダーは2行ですが、メーラによっては長い1行目を折り返しています。
重要なのは1行目の最初の部分で、順に説明します。 - 「Spam-Status: No」は「判定結果」で「No」、このメールは「スパム」ではないと判定しました。
- 「score=5.3」は「評価値」で「5.3」、このメールの評価で値が大きいほど悪い評価です。
- 「required=18.0」は「判定基準」で「18.0」、評価値がこの値を超えると「スパム」と判定します。
- 後の情報は根拠として「評価項目」を羅列し、最後はバージョン等です。
- 2行目は評価値を「*(アスタリスク)」の数で表現しています。
- 2行目はヘッダを識別できるメーラでメールの分別に使用します。
- 「評価項目」と「判定基準」を自分専用に変更することも可能で、変更は「個人設定ファイル」で行います。
「個人設定ファイル」は「ホームディレクトリ」の「.spamassassin」の中、「user_prefs」です。 - 「アンチスパム」は「スパムアサシン」という「スパムフィルタ」で行われています、「スパムアサシン」の詳細については「スパムアサシン公式サイト」でご覧いただけます。
メールがスパムと判定されますがなぜすか?
判定されたメールが以下の評価項目に一致するかを確認してください。
- 送信者のIPアドレスが「日本」以外で日本と友好が少ない国
- 送信者のIPアドレスがDNSに登録されていない
- 送信者のIPアドレスの名前を詐称している可能性がある
- 送信者のIPアドレスが過去に「スパム」を送信した記録がある
- 送信者のメールアドレスが「yahoo」、「hotmail」等のフリーメール
- メールの形式がHTML形式でリンク先が多数
- 本文が無差別広告の書式
- 本文に文字が一切無いデータや画像、映像
- 「未承諾」や「未承認」、「広告」の字句
- 「ひわい」を連想させる字句
以上は「評価値」が大きくなる条件で、他の条件と合わせて「判定基準」に達したので「スパム」と「判定」しました。
常に正常なメールがスパムと判定された場合はルールの変更をお試しください。
変更方法は「電子メールのトラブル」のページで説明しています。